もう一週間以上前の日曜昼に、フジテレビを何気無しに付けていましたら、美輪明宏が明石屋さんまの番組に出ていました。
アシスタントの髪を取り上げてシャギーにしているのを、それは品のない髪型だと言ってました。また、ラップを取り上げて「あんなギャングの音楽」をと否定されていました。
誠に興味深いです。
ファッションも音楽も皆バックボーンが有ります。
ハイヒールは古くは娼婦がはいたのが最初と言われますし、レース地で透き通った生地のドレスを流行させたのはマリーアントワネットです。
ジャージ等を着るファッションは、ドレスコードに引っかかってディスコに入場出来ない若者が「じゃあ、家でやろうや」と家で集って好きなレコード回した「ハウスミュージック」がラップと一緒になり、アクロバティックなダンスをやる為に着始めた物です。で、今のラップのスタイルになる前に「ギャングスターラップ」という街の悲惨な風景を歌詞に織り交ぜてカラーギャングにように振る舞ってラップするスタイルが始まりです(今でも続いてますね)
美輪明宏さんは根無し草のようなアメリカ文化を若者が真似するのを危惧されてらっしゃるのでしょう。
本物が有ってそっくりな偽物を作れば贋作です。もともとあった有名な作品を下敷きにして創作するのはオマージュです。作品や人を茶化すのはパロディ、又はサタイア。
ドレスアップが有ってドレスダウンがあります。フォーマルや仕事用の背広に対しての普段着がカジュアルな物。
今はドレスダウン=カジュアルになってしまってますが、本来の意味からすると少し違う意味が横行はしています。(「悪貨は良貨を駆逐する」といったところでしょうか)
学校で若い子の興味はファッションと音楽なんでしょうから、
家庭科と音楽で源流から今までの
レースだ、ハイヒールだ、キルトだ、アイビーだトラッドだ、モッズだロッカーズだ、ヒッピーだ、ジーンズだ、VANだ、メンクラだ、ココシャネルだ、Vivian westwoodだ、カントリーだブルースだケイジャンだ、JAZZだ(ディキシーだビックバンドだモダンジャズだフリースタイルだ)、ロックンロールだ、フォークだ、ハードロックだプログレだパンクだ(ゴスだハードコアだメロコアだスカだ)MTVだ、ハウスだ、ラップだ、ワールドミュージック(ヘリテイジ)だの
ファッションとポピュラーミュージックの歴史の流れを教えたらもっと真面目に勉強してくれると思うのですが、いかがなものかと。
ヒストリーチャンネル 偉大なるジャズの歴史25日21:0026日17::00
FOX TV
「KING OF THE HILL」(#120 ジェーン&ジェーン&ジェーン)うわあ・・・カルト宗教に入信引き込む様(人の心の隙間、しかも誰もが持っていそうなコンプレックスを突いてくるテクニック)が描かれてる。強引に入信した娘を取り戻す仕事のプロも出てくる。日常的な問題として寂しい人間を狙ってくる様は空恐ろしい物が有りました。
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