番組で石原都知事と櫻井よしこさんが紹介されて、櫻井よしこさんは開口一番、人権擁護法案の事を発言されました。慌ててビデオ録画しましたので前半の人権擁護法案に関する説明部分が抜けております。残りを出来るだけ正確に起こしたつもりですが、
前半部分や間違い有りましたらどうぞご指摘願います。
(8/22前半部分を追補しました)
あの、非常にケンカ上手な選挙戦の突入の仕方だと思いますけれども。ケンカ上手な人が全ての正義をもっているという理屈はないんですね。で、確かに私も郵政民営化は賛成なんです。民営化しなければならないと思っているんですけれども。
でも、例えばですね、今回古賀誠さん、ほんとは反対していたんだけれども棄権という事で公認されました。で、具体的な名前を出したほうがわかり易いと思いますので出しますけれども平沼赳夫さん。反対投票を投じて公認を貰えませんね。
その他の法案についての御二方のスタンスはどうか。
例えば私は国家の根幹に関わる様な意執について御二方は典型的に白と黒、正と反なんです。
外国人の参政権の問題。
古賀さんは強力に参政権を外国人にも与えるべきだとしました。平沼さんは反対をしました。それから
『人権擁護法案』これはもう私たちも非常に危険な法案だと認識して、人権委員というのを作ってその下に人権擁護委員というのを20000人。全国に作って、この人達は*国籍条項がないんですね。在日の方々もなれるし誰でもなれる。その方達に人権侵害のケースを集めさせるわけですね、で、人権侵害というのは具体的に例えば人種に依る差別、お部屋貸さないとかローンを出さないということなら私もわかるんですけれども、
この人権擁護法案に定められた人権侵害というのは人権を侵害する事であるというふうに書かれていて、**きわめて曖昧で、自分が人権を傷つけられたと感じる事さえも人権侵害要件として報告出来る訳ですね。
それを、日本国籍以外の人が情報を集めるという風な法案で私は非常に危険な法案だと思います
これ(人権擁護法案)に対して古賀誠さんはもうお願いですからこれを通さして下さいと積極的に推進した人、
あの、平沼さんは志士の会で同期ですよね(と右に座った石原都知事を見やる)で、古賀さんが頼みに来た時絶対に通さないと、これ(人権擁護法案)はもう政局になっても通さないと反対した人ですね。
ですから本当にこの今回の公認するしないという事で色別をして、
郵政が軸になってますけれども、
それひとつで測ろうとすると、私達はじゃあ新しい自民党が出来ました。
その自民党に残ってる人達が古賀さんを筆頭とする極めて非自民党的な、あの価値観を疑わざるを得ないような人達が多いとすれば、
たちまちそういった物(人権擁護法案、在日参政権)が通って行く可能性が有りますね。だからとても心配です。
*(国籍条項)及び**(きわめて曖昧)
毎日新聞社説7/27より
*(国籍条項)
「真の人権擁護を考える懇談会」は朝鮮総連を念頭に人権擁護委員の採用には国籍条項を要件にすべきだと主張した。国籍条項には異論もあるが、ある種の政治力によって人権擁護の仕方がねじ曲げられる恐れがあるのは事実だろう。
**(きわめて曖昧)
自民党内の反対派グループ「真の人権擁護を考える懇談会」(平沼赳夫会長)が法案提出に強くブレーキをかけた。考える会は法案の人権侵害の定義のうち「その他の人権を侵害する行為」があいまいだと批判した。「その他」は解釈を拡大できる。マスコミ側がメディア規制条項の削除を求めたのに対し、考える会は別の角度から法案の問題点を突いた。
法案の趣旨とは裏腹に、あいまいな定義が人権を侵害する危険性を内包することを指摘した意味は大きい。法案は運用次第で言論の自由を妨げるだけでなく、政治活動まで規制しかねないのだ。
櫻井よしこさんのサイトより
「 非常識を超えて、もはや恐怖 『人権擁護法案』が暗示する人権を弾圧する社会の到来」
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