人権法案、今国会も見送り 自民・古賀氏
などというニュースに緩んで油断していたら、地方の条例が先に可決されてしまいました。
鳥取の「人権救済条例案」可決…都道府県で初
都道府県の条例というものは住んでいる所にダイレクトに関わって来る問題なので、誠に腹立たしく感じます。
条例がどう拘束力を持つかという例を挙げます。
この看板の例は最近多い禁煙条例です。
禁煙は街の美化とか、受動喫煙の防止とか有りますが、キチンと分煙をするならば愛煙家の方にちゃんと喫煙スペースを設けるのが筋と思います(私はぜんそく持ちで全く吸わないのですが)
罰則あっても救済措置として、喫煙スペースを作っていない市や区が多いと感じます。
その実、過料は即時支払いを求める物で、愛煙家の締め出し以外の何者でもありません。
参考サイト
路上禁煙条例 歩きたばこなど「罰金」
そのうち私の住んでいる区や市町村で、かような看板が乱立する様になるのでしょうか。
条例の看板イメージです
いち早くこの件を取り上げられた
なめ猫さんのブログから引用しますが、
鳥取県人権局のホームページに掲載されている片山知事の講演録に次のようにいっておられます。
「私は、差別というものは病気のようなものだと常々言っておりますが、実態のないところに偏見を持ち差別感を持つというのはやはり一種のマインドコントロールだと思います。このマインドコントロールを解いてあげなきゃいけないという考えで差別の問題に取り組んでいます。」
おいおい、人の意識を条例で縛る事が、逆にもの言わぬマインドコントロールに他ならないんじゃないの。
県民を馬鹿にしてるという風にしか聞こえないですね。
なめ猫さんによると福岡でも同様の条例の動きがあるそうです。
鳥取での条例の罰則は有無を言わさない物です
「従わない加害者は、氏名や住所などを公表、正当な理由なく調査を拒否すれば5万円以下の過料とする罰則も設けた。」政府案での異議申し立てが有った場合の審議も有りません。
条例の看板(ができるならば)の増大とともに冤罪も増大するのではないかと危惧します。
参考サイト
『人権擁護法案に反対する全国地方議員の会』 代表 松浦芳子
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